やけど
やけどとは
やけどとは、高温の物質が皮膚に一定時間以上接することで生じる皮膚や粘膜の損傷を指します。炎や爆発などの高温だけでなく、40-55度程度の比較的低い温度のものでもやけどが発生することがあります。
症状
やけどによって赤みや水疱が生じたり、数日経ってから水疱ができたりびらんになったりすることがあります。適切な処置がなされないと、細菌感染を合併しやけどの深さが深くなることもあります。広い範囲にやけどが生じた場合には、熱傷によるショックを治療するために点滴治療が必要となることもあります。
原因
火炎・爆発などの高温、低温やけど、薬品、電気などが原因とされています。特に使い捨てカイロや湯たんぽの不適切な使用によるやけども増加しています。
日常の注意点
家庭内に多くの原因となる熱源が存在するため、アイロン、電気ケトル、炊飯器などでのやけどを防ぐために小さなお子様の手の届かない場所に置くことが重要です。
Q
やけどをした後の応急手当は何が重要ですか?
A
やけどをした部位をすぐに冷却することが最も重要です。水道水を流しながら冷やし、15-30分間冷却することが効果的です。
Q
やけどの治療方法は何がありますか?
A
やけどの治療方法には軽症度に応じて塗り薬や保護、深症度に応じては外科的治療などがあります。
Q
やけどを予防する方法はありますか?
A
やけどを予防するためには、高温やけどや低温やけどの原因となるものを避け、特に子供の周りに危険なものを置かないことが重要です。