皮脂欠乏性湿疹(乾燥肌)
皮脂欠乏性湿疹(乾燥肌)とは
皮脂欠乏性湿疹、通称乾燥肌とは、肌の皮脂や水分が不足して、皮膚がカサカサする状態のことを指します。
症状
肌がつっぱったり、ひじやひざ、すねなどがカサカサして、粉をふいたり、しわができたりします。特にひじ、ひざ、すねなど、もともと皮脂の分泌が少ない部位で多く見られます。かゆみや湿疹も起こります。
原因
肌の表面のバリア機能が低下し、水分を保てなくなることにより発症します。外部要因としては、洗浄剤や化学薬品、紙やパソコンなどの肌に刺激を与える物質への頻繁な接触、空気の乾燥などが挙げられます。
日常の注意点
入浴時には、せっけんの使用を抑えることや、入浴後にすぐに保湿剤を塗るなどの対策が重要です。また、室内の湿度を保つため加湿器を使用したり、肌に刺激を与えないような肌着を選ぶことも大切です。
Q
冬に肌が乾燥すると、かゆくなるのはどうしてですか?
A
乾燥により、皮膚のバリアー機能が低下し、刺激物質が直接侵入するためです。
Q
ひびはどうしてできるのですか?
A
ひびは、肌の炎症によって角質層が硬くなり乾燥してしまうことから起こります。
Q
乾燥肌を予防・改善する生活法はありますか?
A
湿度に気を配り、皮膚を保護することを心がけることが重要です。