粉瘤|仙台市泉区の皮膚科|おがわ皮フ科クリニック

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粉瘤 ATHEROMA

粉瘤

粉瘤とは

粉瘤とは、皮膚の下に袋ができ、その中にアカや皮脂が溜まり半球状のしこり(良性腫瘍)を作る疾患です。少しずつ溜まっていき、初めは小さく、段々と大きくなります。見た目は毛穴が黒い点のように見えることがあり、中から臭い液体や膿のような内容物が出る場合もあります。

症状

粉瘤は初期は目立った症状がないことが多く、悪化すると色が変化し、感染して痛みや腫れが出ることがあります。特に顔面や背中などに多く発生し、男性に多いです。放置してもなかなか消えず、感染性粉瘤になる恐れもあります。

原因

粉瘤はいろいろな原因で生じると言われ、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)感染による場合や外傷による場合などがあります。特に毛穴がある場所ならどこにでも生じますが、耳のまわり、そけい部、陰部、背中などによくできます。

日常の注意点

皮膚を清潔に保ち、できものを触らないように注意することが重要です。入浴後には適切な保湿ケアを行い、乾燥を防いでください。また、手術は炎症が続く場合や大きくなってきた場合に行われ、炎症を起こしたまま手術を行うと、感染が起きる可能性があるため、炎症が落ち着いてから手術を行います。

Q

粉瘤は保険が適用されますか?

A

はい。診察、検査、手術、病理検査全て健康保険の摘要があります。

Q

手術を受けた際、痛みはありますか?

A

麻酔を注射するときは痛みがありますが、麻酔が効いてしまえば痛みはありません。また、手術後に痛みが出た場合に備えて痛み止めが処方されます。

Q

手術後にお風呂に入れますか?

A

いいえ。手術後の出血リスクを減らすため、手術当日は入浴を控え、翌日からシャワーOKとなります。