多汗症とは

多汗症とは、特定の部位（手のひら、顔、頭部、脇、足の裏など）に限局した部位において多量の発汗が見られる疾患です。一般的な汗かき体質とは異なり、病的な発汗が特徴的です。

症状

多汗症の症状としては、手のひら多汗症の場合などで、日常生活に支障をきたす状況が挙げられます。また、発汗は多汗と無汗の状態が交互にみられ、精神的緊張や体温変化が刺激となって多汗を引き起こすことがしばしばあります。

原因

多汗症の原因は明らかではありませんが、大きな精神的緊張や運動時、環境温度の上昇が引き金となります。局所多汗症は老年期まで継続する特徴があります。

日常の注意点

多汗症に悩む患者は、多くの場合家族や友人に理解されずに困っているケースが多いようです。特に手のひら多汗症が有病率が高く、放置されたままの患者が多いことが実態です。