陥入爪(巻き爪)
陥入爪とは
陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の端が周囲の皮膚に食い込んで痛みや炎症を引き起こす状態です。巻き爪(まきづめ)は、爪が内側に巻いている状態を指します。
症状
陥入爪では、爪が皮膚に食い込んで赤く腫れる症状が見られます。さらに悪化すると細菌感染を合併し、肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる赤いできものが生じることもあります
原因
主な原因としては、深爪や爪の角の部分を切りすぎてしまうこと、サイズが合っていない靴、爪水虫などによる爪の変形が挙げられます。
日常の注意点
爪の切り方に注意し、深爪を防ぐこと、また適切な靴の選択や爪の適切なケアを行うことが重要です。
よくある質問
Q
陥入爪で爪を切るのは有効ですか?
A
軟部組織に刺さっている爪の角を切ると一時的に痛みが軽減しますが、深爪が原因となる巻き爪を引き起こす可能性があるため、お勧めできません。
Q
巻き爪を放置していたら爪が厚くなってきました。
A
深爪の状態では、爪が伸ばされずに盛り上がり厚くなることがあります。適切な治療を行い、再発を防ぐためにもご相談ください。
Q
陥入爪の手術はできますか?
A
爪の幅を狭くする手術があるものの、再発の可能性や将来の不自由の可能性があるため、慎重に検討する必要があります。