イボ
イボとは
イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって皮膚にできる良性腫瘍です。HPVに感染した角化細胞が増殖し、皮膚の表面にざらざらとした小さなできものとして現れます。
症状
皮膚の表面にざらざらした小さなイボができます。扁平ゆうぜいは皮膚から盛り上がらず、顔や腕にできることが多いです。イボを放置すると、数が増えたり大きくなったりする傾向があります。
原因
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じます。感染は接触感染によって広がり、家族内や公共の場での感染が起こりやすいです。
日常の注意点
傷やささくれを作らないよう、保湿剤を使って皮膚を保護することが重要です。また、しっかりと紫外線対策を行い、むやみに触ったり、自分で取ろうとしないでください。
Q
いぼはどこで感染したのでしょうか?
A
いつ、どこで感染したかは不明のことが多く、外傷の一定期間後に生じたり、陰部に発生した「いぼ」は感染機会があることから、接触感染が考えられています。
Q
いぼの治療は痛みが伴いますか?
A
液体窒素凍結療法や炭酸ガスレーザー治療は痛みを伴うことがありますが、ヨクイニン内服や外用薬の使用は痛みがない治療法もあります。
Q
いぼの治療期間はどれくらいかかるのでしょうか?
A
一般には、治療期間として数週間から数か月が必要ですが、場合によってはそれ以上の期間が必要なこともあります。